T400s とThinkPad SATA ハードディスクドライブ・ベイアダプター3(43N3412)
T400s になって新たに加わったオプション 43N3412です。従来型の43R1980と何が違うのか?
上 43N3412
下 43R1980
です。忘れていた宿題をこれからやります…。今回の記事は写真をクリックすると横1024ドットで鮮明なものが出てきます。
見てのとおりなのですが、基本的に…かわっとらんようです。
従来型の43R1980は後ろにフィンのような出っ張りがあるのですが、新型の ThinkPad SATA ハードディスクドライブ・ベイアダプター3(43N3412)ではこれがなくなっています。後ろから撮った写真をみると。
では、フィンがある従来型のSATA ベイアダプターをT400sに差すとどうなるのかというと、これが刺さります。あれ?。(ちなみにこの従来型アダプタは W700 にも刺さります。なのでこのフィンの役割は 12mm のベイアダプター機種に刺さらないようにするためのでもないようです。…もう訳がわかりません。)
ただし、フィン付きの旧型をT400sに差す場合、新型のベイアダプター3と比べると引っかかるようで外すのに多少、力が要ります。なお、取り外し(イジェクター)の方式はT400s は従来機種と変更されているようです。これに関しては後述。
ほかに変わったところというとデザインですね。T400s用はサイドのエッジのカットが大きくなっています。詳しくは後述。
ウルトラベイスリム ベイドライブは
などもT400s用と銘打ったものがいくつか出ています。しかし、DVDドライブには従来機種用にもフィンがなく、後ろから見くらべても大きな違いはありません。
上 T400sについてきた BD ドライブ
下 W500 についてきた DVD-Rドライブ
…ではなぜ新しくしたのかというと、やっぱりデザインが変わったからということのようです。
T400s はサイドのエッジのカットが大きくなっています。たぶん、この方が薄く見えるからでしょう。レノボの方と話を聞いたわけではありませんが、ソニーのデザイナーさんのお話を聞いたところではノートパソコンを薄く見せるための苦労は並々ならぬものがあるようです。(→VAIO X先行体験会。開発者の生トークは熱かった(2))
ですから、レノボでもそういった理由でデザイン変更されるのはわからないではありません。
ただし、今回のThinkPad T400sでの変更に関しては,わざわざドライブベイオプションラインナップを変えてユーザーを混乱させるほどのデザイン変更なのかは意見が分かれるところだと思います。
これまでのT/Wシリーズのようにイジェクターを引っ張り出す必要はなくなり、これが折れないように気を遣うことはなくなりました。
ロックスイッチ(バネ入り)をスライドさせて、この間にイジェクターをずらすという仕様です。
これはよくなったかなと思いきや、初めてドライブベイをイジェクトしたときには、これが非常にきつかったのですね。その理由はドライブと本体がテープで留められていたからです。はっきり言って大きなお世話です。
それから、ベイドライブを外すたびに、なんだかこんなところから配線が飛び出します。写真はすでに配線を納めた状態だったりします。あぁ、テープで留めよう。
従来はベイドライブを固定する場合はイジェクターをネジ止めすることができましたが、これはできなくなりました。

上:W500。イジェクトレバーをねじで固定することで、イジェクトできなくしていた。
下:T400s。イジェクトレバー固定用のねじはなし。

しかし、イジェクターが細くてこれを折らないように気を遣う必要があった。
ドライブの固定がテープだったり、配線が飛び出してきたりと、コストダウンを感じるところであります。
しかし、もともと固定する方はあまりいなかったでしょうから、イジェクターが変わった点はよいのかもしれません。配線が飛び出してくるのはすぐに直してほしいですが。
ということで、わざわざウルトラスリムベイ用オプションをT400s 用で新しくしたのは単にデザイン変更のためのようです。それも、微妙な変更です。
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2009-09-22 T400s SSDモデルレビュー 外観編。
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2008-10-25 43R1980 シリアルATAハード ディスク・ベイ・アダプターII を試す
上 43N3412
下 43R1980
です。忘れていた宿題をこれからやります…。今回の記事は写真をクリックすると横1024ドットで鮮明なものが出てきます。
なんだこの変更は…。
見てのとおりなのですが、基本的に…かわっとらんようです。
従来型の43R1980は後ろにフィンのような出っ張りがあるのですが、新型の ThinkPad SATA ハードディスクドライブ・ベイアダプター3(43N3412)ではこれがなくなっています。後ろから撮った写真をみると。
では、フィンがある従来型のSATA ベイアダプターをT400sに差すとどうなるのかというと、これが刺さります。あれ?。(ちなみにこの従来型アダプタは W700 にも刺さります。なのでこのフィンの役割は 12mm のベイアダプター機種に刺さらないようにするためのでもないようです。…もう訳がわかりません。)
ただし、フィン付きの旧型をT400sに差す場合、新型のベイアダプター3と比べると引っかかるようで外すのに多少、力が要ります。なお、取り外し(イジェクター)の方式はT400s は従来機種と変更されているようです。これに関しては後述。
ほかに変わったところというとデザインですね。T400s用はサイドのエッジのカットが大きくなっています。詳しくは後述。
その他のドライブは?
ウルトラベイスリム ベイドライブは
- ThinkPad T400s ウルトラベイ・スリム・シリアルATA・DVDマルチバーナードライブ2(43N3229)
- ThinkPad T400s ウルトラベイ・スリム・シリアルATA・ブルーレイバーナー2(43N3230)
などもT400s用と銘打ったものがいくつか出ています。しかし、DVDドライブには従来機種用にもフィンがなく、後ろから見くらべても大きな違いはありません。
上 T400sについてきた BD ドライブ
下 W500 についてきた DVD-Rドライブ
…ではなぜ新しくしたのかというと、やっぱりデザインが変わったからということのようです。
T400s はサイドのエッジのカットが大きくなっています。たぶん、この方が薄く見えるからでしょう。レノボの方と話を聞いたわけではありませんが、ソニーのデザイナーさんのお話を聞いたところではノートパソコンを薄く見せるための苦労は並々ならぬものがあるようです。(→VAIO X先行体験会。開発者の生トークは熱かった(2))
ですから、レノボでもそういった理由でデザイン変更されるのはわからないではありません。
ただし、今回のThinkPad T400sでの変更に関しては,わざわざドライブベイオプションラインナップを変えてユーザーを混乱させるほどのデザイン変更なのかは意見が分かれるところだと思います。
イジェクターの変更についても触れておきましょう。
これまでのT/Wシリーズのようにイジェクターを引っ張り出す必要はなくなり、これが折れないように気を遣うことはなくなりました。
ロックスイッチ(バネ入り)をスライドさせて、この間にイジェクターをずらすという仕様です。
これはよくなったかなと思いきや、初めてドライブベイをイジェクトしたときには、これが非常にきつかったのですね。その理由はドライブと本体がテープで留められていたからです。はっきり言って大きなお世話です。
それから、ベイドライブを外すたびに、なんだかこんなところから配線が飛び出します。写真はすでに配線を納めた状態だったりします。あぁ、テープで留めよう。
従来はベイドライブを固定する場合はイジェクターをネジ止めすることができましたが、これはできなくなりました。

上:W500。イジェクトレバーをねじで固定することで、イジェクトできなくしていた。
下:T400s。イジェクトレバー固定用のねじはなし。

しかし、イジェクターが細くてこれを折らないように気を遣う必要があった。
ドライブの固定がテープだったり、配線が飛び出してきたりと、コストダウンを感じるところであります。
しかし、もともと固定する方はあまりいなかったでしょうから、イジェクターが変わった点はよいのかもしれません。配線が飛び出してくるのはすぐに直してほしいですが。
ということで、わざわざウルトラスリムベイ用オプションをT400s 用で新しくしたのは単にデザイン変更のためのようです。それも、微妙な変更です。
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