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ThinkPad X100e レビュー ファーストインプレッション(1)

赤いネットブックは素敵


ThinkPad ブランドのネットブックの話が明るみに出てたのが 2009年4月→Lenovoのアナリスト CULVでThinkPadブランドのネットブックを語る

製品は意外と早く出てきました。(納期は遅かったけれど・・・)

ThinkPad X100e 開封1

いつものと同じ見慣れた体裁の ThinkPad の箱から、赤いボディーが出てくるとやはりドキッとするものがあります。 ThinkPad X100e(ヒートウェーブ・レッド)。

ThinkPad X100e 開封2

うちは黒いパソコンが多いので、もう少しカジュアルな感じで、しかし作りがしっかりとしていて、なおかつ高解像度で使いやすいネットブックが欲しいと思っていたんですね。だいたい去年の夏頃からブログにもそんなことを書いていました。

ですから、このX100eには相当期待していたわけです。色はさんざん迷ったあげく、Vote も参考にして決めました。ちなみに一番人気はブラック、次いでレッド、ホワイトはあまり人気ありませんでしたね。

さて、実際に使ってみてどうかという話。このレビュー。あまりに長くなったので2回に分けます。


レノボダイレクトでの売り方や店頭モデルの構成をみると6セルバッテリの方がこの製品では一般的なのでしょう。

しかし、管理人は3セルバッテリを選択しました。バッテリで長時間運用する予定がしばらくないのでひとまずでっぱりのない3セルバッテリで軽快に使いたいというわけです。

X100e with 3セルバッテリ

まず、重量は。
 実測 1177g 162g
本体のみの重量は1177g。 バッテリは162g。3セルバッテリ。
241g 68g
ACアダプタ 241g 忘れちゃいけない電源コード68g


X100e はロールケージを持っていないと思いますが、作りはかなりしっかりしており、そのせいか実際に手に取ると見た目より重く感じます。メカがしっかり詰まった感じですね。ボディーを押してみて弱い部分は無いと思われます。

X100e もってみたよ


軽く中央をふくらませて強度を確保したというトップカバー。定規を当てた写真もどこかでみましたが、手で触ってみたほうがよくわかります。試しにトップカバーを強く押してみましたが不安はありません。

ボディーの表面処理はいたって普通のプラスチック(ABS?)。ツルテカのクリア処理でもなければもピーチスキン処理ではない。

おかげで指紋がついても目立ちません。ちょっとおしゃれ系なデザインになっているけれど、指紋を気にしないでガンガン使えるというわけ。デザインとテクスチャは気に入りました。

いろいろと省略されているけれど大丈夫?

さて、外観をチェックしていくといろいろといままでついていて当たり前だと思っていたものがないことに気がつきます。

普通のThinkPad ボリュームボタン 普通のThinkPad インジケータ
  • ThinkVantage ボタン、ボリュームキー
  • CapsLockHDDアクセスランプ、無線 LAN,Bluetoothのインジケータ
  • サスペンド、ハイバネなどのインジケータ
  • 指紋認証
  • ThinkLight
  • フライトスイッチ(無線LAN/Bluetoothのハードウェアスイッチ)

方法が変わったモノもあります。たとえば、ボリュームキーは Fn キー併用になりました。
X100eのボリュームボタン


CAPS LOCKのインジケータはソフトウェアで実装。CapsLockキーを押すとOn/Offの状態がしばらく画面に表示されるようになっています。画面右下に注目

capslock-on.png

拡大してみたところ。
拡大画像 CapsLock をON 拡大画像- CapsLock を Off

サスペンドインジケータがないので電源スイッチ周りに施されたLEDが点滅するようになっています。

一応ビデオを撮りました。サスペンド中はゆっくり点滅。ハイバネーションへの移行中はLEDが素早く点滅。ディスクへのメモリー書き込みが終わるとLED消灯。


代わりが用意されていない機能もあるわけですが、1日使ってみてこれでも十分かなっと。サスペンドインジケータやハードディスクアクセスランプ、WifiインジケータはMacにもないけど普通につかえてますからね。

でも、この製品はビジネス向けということもあるのでセキュリティーチップはほしかったというのが正直なところ。仕事のデータを入れての持ち歩きにちょっと躊躇します。

レノボにはUSBポータブル・セキュア・ハードディスクというの持ち歩き用外付けHDD(セキュリティーチップ付き)があるので重要なデータを持ち歩くときはこれを使うという選択肢は用意されています。けれどちょっと面倒なんですよね。→これは何? USB ポータブル・セキュア・ハードディスク

リカバリディスクを作成してみたところ、例によってDVD3枚組となりました。1枚目(ブータブルメディア)はCD-Rでも良さそう。 2枚目と3枚目(データメディア)はDVD-Rをおすすめします。外付けのDVD-Rドライブをつないで焼きます。ハードディスクが5400回転と遅いこともあり、この作業には結構時間がかかりました。

入っているWindows は32bit版。今回は4GBメモリーを積みましたが、そのうち1GBは認識されないというわけです。

X100e の使用メモリ

さらにAMDのチップセット内蔵GPUは VRAMに結構持って行かれるようで実メモリは2.7GBほど。GPU-Zで確認してみたところVRAMには336MB持って行かれているようです。

CPU-ZとGPU-Zの結果は次の通り。画像はクリックで拡大します。

CPU-High.png CPU-Low.png
CPU High/Low。デフォルト設定ではACアダプタではこの状態をいったりきたり。バッテリ駆動ではLow状態となります。


Memory-High.png Memory-Low.png
Memory High/Low。ACアダプタ駆動、バッテリ駆動での切り替わりは上と同じ。


CPU-Cache.png CPU-Motherboard.png CPU-SPD.png ThinkPad X100e GPU-Zの結果

なかなか悪くないキーボード


賛否両論のアイソレーションキーボード。この手のキーボードとしてはよい方でしょう。ちゃんとパンタグラフもあるそうです。
X100e キーボード

底の堅いキーボートの好きな管理人としては悪くないと思います。このキーボードはたわみません。

ストロークは標準のキーボードより浅くなっていますから、やはり長時間のタイプでは標準タイプより疲れます。しかし、キーとキーとの間に隙間があるおかげでミスタッチは減るので11インチならばこの選択はありだと思います。

これまでブラウザキーがあった位置に Page Down/Page Up キーになりました。Excelでタブ切り替えのCtrl+Page Down/Page Up を多用する管理人としてはうれしいレイアウト。

また、カーソルキーまわりをすっきりさせるために通常のキーより背を低くしてあります。この処理には好感が持てます。個人的には他のThinkPadもカーソルキー周りをすっきりさせるようにして欲しいところ。

なじめないのは Delete キーの位置。このキーをたくさん押すことはメーカーはわかっているはずなのになぁ。(だから T400s で大型化したわけですよね?)


カーソルキー周りの処理 Deleteキーの位置

SL の6列キーボードは使ったことがないのでわかりませんが、X100eに限って言えばあまり不満はないですね。管理人的にこれまでの ThinkPadでもっとも気に入らなかったところが直っているというのが大きいかもしれません。

でも、7列、載らないかなぁ


ということで、アイソレーションキーボードにしたことには不満はないし、価格を考えたら6列キーボードもそれほど大きな不満はないのですが、一応、ここで軽く突っ込みを入れたいですね。実質がSL ポータブル版とは言っても X型番ではないですか。

管理人は参加していないのですがX100eのブロガーミーティングでは『通常キーボードよりもアイソレーションにしたことについては、むしろコストがかかっている』とのお話があったそうです。

ひょっとしてコストの問題ではなく11インチ16:9液晶というレイアウトの問題ではないか?。物理的に無理なら、あきらめますよ。しょうがない。・・・との考えから試してみました。

7列キーボード載りますか?

レイアウト的には載りそうですね。7列キーボード。
X61sのキーボードを無理矢理載せた状態だと、キーボード上側のクリアランスもめちゃくちゃなのでうまく処理する必要はありそうですし、X61sそのままではトラックポイントのボタンが大きすぎてタッチパッドが狭くなりすぎですが、ここは X100e と同じ処理にすれば良さそうな。

ということで、管理人的にはあきらめたわけではないので、次の世代(X110e)では是非7列キーボード復活を検討していただきたいと思います。

トラックポイントに違和感はナシ

トラックポイント-アップ


薄型化のためにこれまでの機種よりも少し背が低くなっているとのことです。実際に写真に撮ってみると確かに低くなっています。しかし、実際に使ってみた感じはこれまでと変わらず快適です。

X200sトラックポイント X100e トラックポイントは背が低い
X200s 従来の普通のトラックポイント。キートップから飛び出しています。 X100e 背は低くなったけれどキーをうまくえぐって使い勝手をキープ

タッチパッドのレイアウトの関係でボタンは横に広くなり縦は狭くなりました。

X200s トラックポイント X100e タッチパッド
X200sのトラックポイントのボタン X100eのトラックポイントのボタンは縦が狭く横が広い

使い勝手はよいけれど面積が狭い タッチパッド

タッチパッド-アップ

11インチという画面サイズと16:9という比率では仕方がないのですが、縦方向が狭いですね。T400s 以降の製品のマルチタッチ対応タッチパッドは出来がよいので、いっそのこと下の2つのボタンは外してパッドの面積を稼いでもらってもいいような気がします。

T400s タッチパッド X100e タッチパッド
T400s のタッチパッド。広い。 X100e のタッチパッド。やっぱり狭い。


タッチパッドのボタン外してMac風にしてもらえると面積は稼げるんですが、何でもかんでもMacと同じにするわけにはいかないでしょうからねぇ。2本指タッチでコンテキストメニューはできればお願いしたいところですが。

管理人は Macや T400s でなれているのでスクロールはトラックポイントよりもタッチパッドの2本指スクロールで行うことが多くなりました。2 本指スクロールはトラックポイントでのスクロールよりも力をいれる必要がなく気楽で快適です。細かい操作はトラックポイント、スクロールのような割とおおざっぱな操作はタッチパッドというように使い分けができるのはよいですね。


・・・つづきます。→ThinkPad X100e レビューファーストインプレッション(2)


【関連する記事】
やはり ThinkPad X100e のハードディスクを換装、SSD化。
ThinkPad X100e に 3G WWAN(Gobi 2000)を内蔵する

comment



省電力時のバス周りは如何

早速、記事作成いただき有難うございます。

さて、お手数をお掛けしますが、
X100eの高負荷(1.6Ghz)時と低負荷(0.8Ghz)時の、
CPU-ZのMemoryタブのDRAM Frequencyが知りたいです。

同様に、バッテリ駆動時のCPU-ZのCPUタブの
HT Linkの値も興味があります。

なぜなら、X100eのCPUであるMV-40のベースとされるAMD K8コアの場合、
メモリクロックは、CPUクロックを5で割った値より高く出来ない
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0306/tawada166.htm
(CPU800Mhz時は、メモリクロック160MhzのDDR2-320相当か)とされるためです。

加えて、HT Link(デスクトップ用K8では1000Mhz)は、
intelのCore2におけるFSBのようなものです。

いずれの値も一定値を下回ると、
特に帯域を使うオンボードビデオ描画に影響がでます。
場合によっては、
GPU(WMP12等で使われるHWデコーダーUVD)高負荷・CPU低負荷となる高解像度動画再生が、
帯域不足のためコマ落ちする原因となります。

そこで、モバイルHD動画再生機を狙う場合、
GPU(共有メモリクロック)とHT Linkは高負荷向け、CPUは低電圧で動かせればベストですが、
果たしてどのような実装になっているか興味があります。

【リクエスト】Blu-rayの再生

ビジネス向けバージョンながら、VISONが搭載されているので、Blu-rayが再生できるか気になるところです。

ポータブルBlu-rayプレイヤーがないので、IO-DATAのポータブルBlu-rayドライブとの組み合わせで外でみるシチュエーションです。

Re: 省電力時のバス周りは如何

Memory タブ・・・抜けてますね。どこでミスったのでしょう。
つっこみありがとうございます。
バッテリ駆動時と併せて追記しておきます。

Re: 【リクエスト】Blu-rayの再生

VISONの実験には興味があるのですが、外付けBDを買う予定はありませんねぇ。
ハードディスク上でH264のコンテンツを再生するテストくらいならできると思うので、テスト用にいいコンテンツがあるとよいのですが。

家庭ビデオの24MbpsAVC例

>H264のコンテンツを再生するテストくらいならできると思うので、
>テスト用にいいコンテンツ

第449回:どんどん先へ行くハンディカム、「HDR-CX550V」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20100203_346539.html

ここに一般公開済みの、「141444.m2ts」はどうでしょうか。
今度出る新型ビデオカメラの撮影サンプルの最高画質モードで、
AVCコーデックの設定24Mbpsとされています。

ソニーのカメラのAVCは他社撮影より高負荷を要するとされます。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20091021_323032.html
また容量も、時間当たりレコーダーの2倍近く大きい重量級のファイルです。

実際にこの24MbpsのAVC再生を試した負荷の一例としまして、
intel 945GM(No HW Decoder)+T2300(1.66Ghz Dual)では、
負荷の軽いソフトデコードのCoreAVCで再生しても、
2コアとも100%で、カメラを下げるシーンが不規則に見えます。

これが、GPUにHWデコーダーを積む
AMD 780G(UVD HW Decoder)+9100e(1.8Ghz Quad)の
PowerDVD7.3Ultra(Win7におけるWMP12同様GPU対応)では、
CPU負荷は5%前後であり、
むしろ再生開始前のファイル読み込み中の方がCPU負荷が高いです。
もちろん、GPUでデコードする後者では動きも連続して見えます。

なお、商用BD-ROMの場合、
映像が1ストリーム最大AVC40Mbps前後で、
加えて、音声データも重かったり各種暗号化処理を要求されるため、
これより、更に相当程度負荷は上と思われます。
またBD-ROMの場合、出たてのGPUでは、
暗号化の認証不可で、映像自体が出ないかもしれません。

Re: 家庭ビデオの24MbpsAVC例

フォローありがとうございます。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20100203_346539.html

Windows Media Player で再生してみたところ。全く問題なしでした。

また、CPU-Zの測定結果直しておきました。ツッコミ感謝です。

Re: Re: 家庭ビデオの24MbpsAVC例

あぁ、そうそうHTLinkの値はACアダプタ駆動、バッテリ駆動、同じでした。

Re:全く問題なしでした。

テストありがとうございます。

>全く問題なしでした。
この24MbpsAVC再生OK,CPU 800Mhzのバッテリ駆動時でもOKでしょうか。

X100eはバッテリ駆動時のメモリ動作がDDR2-320x2(Dual)という事で、
メモリを2枚指ししているのが、
2GBでシングルチャネルと思しきnetbooked.netの記事とは異なり、
成功の鍵となるのかもしれません。

Re: Re:全く問題なしでした。

なるほど。
やってみました。

バッテリ駆動でも上記の動画再生は問題ありませんでした。
また、ウインドウモード、フルスクリーンモードとも変わりなく再生は快適です。


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