スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

VAIO Z 2011 (Z21) 先行体験会。開発者の声をそのまま伝えたい

放っておいても売れるであろうVAIO Zにこんなイベントをやっていただけるのはありがたいですわね。と言う感じでいってきましたよ。ソニー本社。

VAIO Z

14523-1539-235853

会場はソニー本社内のVAIO SHOW ROOM。プレスの方などをお招きするところだそうです。

VAIO Z セミナー会場

例によって超アウェーな雰囲気・・・、などと言うことはもちろん全くなくて超ホームに受け入れていただきました。

VAIOのセミナーこのブログで何度か紹介させていただいていますけど、いつもは開発の方の結構熱いトークを紹介してます。今回はどっちかというと落ち着いた感じ。

※以前のセミナーはこちら

林さんを筆頭にVAIO Xから引き続き関わっている方も多いですけど、そういった方々も関わり方が変わっているし、もちろん何人かの人員は入れ替わっているしでちょっと感じが違うなと思ったのかもしれません。

お話を聞いていると、ややゲリラ的に始まったVAIO Xと比べるとこちらは何もかもはじめから用意周到な準備がされていた様に感じられます。

もう一つ管理人が考える理由として、この商品についてはパフォーマンス、軽さ、安さについてどれも満足できる水準に到達したことから来る余裕なのかなとも思えました。(もちろん価格の高い構成にしなければ得られないものはあります)

 

さて、この記事読む前に(管理人と同じく)いろんなサイトをみているんだろうと思いますけど一応特徴をあげておくと、

FHDで発色がよい液晶を載せてパフォーマンス 2.7GHzの Core i7 が乗っているのに 1.1Kg。
(外部ドックを使うもモノの)ハイパフォーマンスのグラフィクスチップとBDの再生も可能と。

搭載しているSSDも超高速。512GBまでと十分な容量も用意している(流石にちょっと高いけど^^)


本体は薄くしたことから懸念される剛性低下問題もなかなかの水準でクリアしているって製品。

こんな持ち方してみたけど大丈夫でしたけど、良い子はまねしないでね

※メーカーが推奨している持ち方ではありません。この持ち方をみて担当の方は泣き入ってたような^^;

 

もちろん、自分的に「この方が良いじゃないか? なぜこうなってるの?」と思うところはいくつかあったので開発の方々に直接聞いてきました。それに関しては最後の方で。

スピーカーの皆さんのご紹介から

スピーカーの皆さん

 

林さん
SZ,Type Zなどなども担当された林さん

XシリーズまではPMを担当していたんですけれども、それ以降、実担当からちょっと外れて全体を見るような形になっていて、このZも1レイヤー上でみているんですが、今回のZも皆さんに自身をもってお出しできるようになっていますのでそこを今日は勧めさせていただきます。よろしくお願いいたします

 

メカ担当の斉藤さん
メカ担当の斉藤さん Type Z,VAIO X,Z2なども担当。

Z2のメカのプロジェクトリーダーの担当をしています。よろしくお願いいたします

 

デザインの森澤さん
デザインの森澤さんVAIO X505,X,Z2

XにつづきZ2の担当をさせていただきました。あとで細かいところ、是非聞いていただきたいです。よろしくお願いいたします。

 

商品企画の金森さん
商品企画の金森さん VAIO Z, Z2を担当

みなさん、こんにちは。商品企画の金森です。Z1に続きまして、今回のZ2を担当させていただきました。何かありましたら後ほど質問などお寄せください。よろしくお願いいたします。

 

 

はじまりはじまり


VAIO 、もう10年以上続けてきました。全部ではないですけれども、代表的なものを列挙させていただきました。10年間、いろいろなものを見てきて言えることは我々の追求してきたことは薄型、そして軽量化、そういったところを10年間、コツコツこつこつと積み上げてきたという歴史のチャートになります。

 

 

薄型軽量というところを突き詰めてきた中で、安曇野に我々の工場があって、そこで代表的な製品を生産してきた歴史があります。今回のZもその安曇野にて設計、生産を行っている機種になります。関係するメンバーが安曇野にがっと集まりまして企画検討、企画設計の初期の段階からモノ作りをしてきているというところが今回の製品にも端々に表れているところだと思っています。

よりハードルの高いものを実際にメンバーで集まって話し合って作り込んでいるからこそ、モノ作りとしては難しいものができるんだ、というのが安曇野の上流設計のメリットだと思っています。


究極のモバイルの追求と言うところで最近のモバイルPCの歴史についてちょっと振り返りたいと思います。


2008年、夏にですね、Type Z出させていただきました。こちらはパフォーマンスとモビリティーの融合と言うところで、この相反する二つの特徴、パフォーマンスとモビリティーを高次元で融合さしてそれぞれを追求していくというところがコンセプトとしてありました。

次に2009年、10月、まるで紙のようなノートということで究極のモバイルPC、薄型化軽量化をとことん追求したモデル、Xシリーズを出させていただきました。

 

2010年3月、Z1シリーズと言うことで Type Zで掲げたパフォーマンスとモビリティーと言うところをさらにワンランク上で融合させると言うことで進化系を出させていただきました。

 

パフォーマンスとモビリティーを融合させて来た中でZ1で妥協なきモバイルPCということを打ちださせていただいて、我々、出したときは完成系と考えていました。今回それをさらに超えると言うことでZ2に関しては、ある意味、非連続な進化を遂げたと思っております。限界を超えたオールマイティーモバイル、新しいソリューションの提案と。

究極のモビリティーと究極のパフォーマンスを盛り込んできたZシリーズですけれども、これをさらに高次元に高めるために我々が考えたところは、使うシーンに合わせて選べる、お客様がカスタマイズできるというところが今回の商品のキモ、コンセプトだと思っております。

オフィスとか書斎では最高のパフォーマンスを実現できる環境だと考えています。プロセッサとしてはスタンダードボルテージのプロセッサ、あとはSSDも最新のものを搭載しておりますのでノーコンプロマイズという領域のパフォーマンスだと思います。さらに机においてはこのパワーメディアドック、新しいドックのソリューションを提案しており、こちらを接続することによって申し分のないPC環境を提案できると考えております。

外に持ち出すときにドックのコネクタを抜いて本体だけを抜き出す、こう言ったときには、この薄い筐体ですので真のモビリティーを追求できると考えておりバッテリー含めても超軽量で、外出時に必要な機能だけを携帯し、申し分のない性能を提供しております。この2つの使い分けが重要なポイントだと考えております。

このコンセプトかなり前の段階でこのメンバーと供に話しだして、ある意味Z1から比べると非連続とも言うべき進化を遂げました。しっかりと確認しないと行けないのはこの非連続の進化が本当にお客様の求めることなのかというところで、我々深く深く検討しました。

モバイルPCが実現すべき価値がどういったものかということを我々は徹底的に話しました。ここはずっと関わってきた林などと話していたところなんですけれどVAIOが提供すべき価値ってのはどういうところかっていうと使っているお客様が最大限のアウトプットを出せることを補助するような道具、やはり究極の道具というようなモノが我々が提供するべきモバイルPCだと思っております。これを提供するべきところにおいて、やはり今回のコンセプトが合っているのではないか?という考えに至りました。

そして我々が考えるだけでそれが本当にお客様のニーズに合っているかしっかり確認しなければならないと思いましたのでユーザー様が過去使われた方が満足した点、不満足を感じた点を決定的に検討しました。たとえばZシリーズを買われた方、あとはXシリーズですね。購入されたお客様にアンケートした結果をもとにZ2シリーズの仕様をつめていきました。

具体的に言いますとXシリーズで満足されていた点と言うとやはり薄さとか軽さと言ったところは非常にご満足いただいておりました。しかし、不満足と言いますか改善してほしいとお客様が感じられたところはパフォーマンスであったりとか、場合によっては光ドライブを用意してほしいと言ったものがありました。


一方、Zシリーズなんですけど、パフォーマンスとモビリティーの融合、ノーコンプロマイズと言っていましたけれども、やはり調べてみるとまだ薄さであったりとか、あと軽さ、あと特にバッテリーライフですね。そういったところに不満を感じられているお客様というのはいるなぁというところ、非常に感じました。


そういったところを検討した結果、今回のソリューションはお客様の満足した点をさらにのばした上で、改善してほしいと感じている点を改善できる、今回のソリューションが自信を持って提供できると言う結論に至りました。

我々、VAIOとしてやっていくべきところとしてお客様のニーズを満たすために業界の最先端技術を惜しみなく投入していく、それがVAIOじゃないかというところでこの役割をしっかりになっていく機種であると言うことで、兄弟との協力と書いてみたんですけれども、SとZで協力してお客様の多様なニーズに応えられるのではないかと考えまして、Sがあった上でさらにその上に先を行くZというところを提供する、例えばZよりもSが良いなと感じられるお客様も居ると思いますし、最先端を行くZを好まれるお客様も居ると思うのでSとZでシートバッテリのコンセプトも同じように特徴を持たせた上で群として商品を導入していくソリューションを提供させていただきました。


僕らだとやっぱりこのZ系が実現するべき価値って所は何かやるべきこととかやらなきゃ行けないことがあるお客様に対して、積極的に何かをしたいというお客様に対してその人の能力を例えば1.2倍とか1.3倍に広げてあげるようなツールを作ってあげたいなっていうのがZ系に思っていて、それがためのパフォーマンスだと思っていて、例えばCPUが速かったりSSDの転送スピードが速いのは別にパフォーマンスベンチをとって速いのが目的じゃなくて、道具として良いことは何かというとレスポンスだと思っていますよね。


思っていることを思っている瞬間にすぐやってくれたり、例えばAcrobatのファイルを開いたときに5秒待たされちゃったのが1秒で開くということで、ストレスが減る分その人のクリエイティビティーみたいなものがあがるんじゃないかなって。

 

そういうものすごく気持ちよく動く道具を作るって言うのがZの一つの切り口だと思っていました。それ以外にも19.05mmのフルピッチのキーボードで気持ちよく入力できるとか、フルHDの解像度で画面が広く使えてエクセルのシート開いたときにものすごく広く使えるとか、そういう快適性もあるんですけど、そういうのも含めて究極の道具、その人が発揮できる力を他のPC使っているときよりよく発揮できるってのがZの価値観、そこを譲れずにZってのは'作っているつもりです。


もう一個そのお客様ニーズを満たすために先端技術を惜しみなく投入するのがVAIOだと思っているし、これってノーコンプロマイズにもつながると思うんですけれども、普通に考えると実現できないことを僕らやパートナーのベンダーと一緒に開発する新しい技術で今までだったら出来なかったことを実現してあげるためにこの最先端技術を使いたいとを持っていて、いままではトレードオフになってしまって、これをとればこれは諦めろみたいな部分が技術の進化で両方できちゃいます、もしくは技術の進化で新しいソリューションをそこに作れますと言うのが僕らが思う最先端技術の使い道だと思っているんで、それをやっていくのがZのラインの使命だとおもったりしたり。

もう一個Sの話しがでてきたんですけれども、僕、Zって商品がすごく良い商品だと思っていて、気に入ってるしお客様に喜んでもらえたと思っているんですけどやっぱり値段が高くてごく限られた人に向けての商品になってしまっていたのが、せっかく僕ら技術力を使って良いもの作っているつもりだったのに限られた人にしか届けられていないのが悔しかったりので。それを今年はSの側になんとかZで使っている技術を広げられて、割とアフォータルなZと言うイメージでうまく出来て多くの人にZで培っているパフォーマンスの魅力みたいなものを提供できるようになったと思っています。

[PR] VAIO S(SA)シリーズ VAIO S(SB)シリーズ

だからこそ、じゃZは?SじゃなくてZが出来る新しいことを実現しないとSで良いじゃんて話しになりかねないと思っていて例えば2年経ったときに2年後のSに対してZで開発した新しいコンセプトや技術おりてくるみたいなイメージをちゃんと作り上げるためにも新しいZが必要になると思っていて、それが今回Zが目指していたことになると思っています。

 

えぇとプロセッサーなんですけれども第2世代のインテルのコアプロセッサーを選択してCore i3からCore i7を選択可能になっています。店頭モデルは第2世代のSSDなんですけれどもオダーメードでは第3世代のより速いSSDの選択となっております。こう言ったせい先端のプロセッサとSSDのおかげで実際の操作時間も非常に早いですけれども、起動時間も非常に速くなっておりまして最速ですと13秒。非常に速い操作感を実現しております。

 

モビリティーと言うところで筐体の軽さ、約1.15Kg。薄さがふるフラットで16.65mm。こだわったところとして薄さだけでなく、フルフラットと言うところで最薄部が薄いだけでも意味がなくて実際にカバンに入れられるときに一番厚い部分がやはり引っかかるところで、フルフラットで自然にカバンに出し入れできると言うところがポイントになっています。

実際にこのZ2シリーズ、普段使っているバックに入れられるとそのメリットを実感していただけると考えております。あとバッテリーが内蔵バッテリーで9時間、シートバッテリをつけると17.5時間というところでシートバッテリつけた状態ですと重さが約1.7Kgで薄さが25mmというところで十分モバイルできるスペックなんですけれどバッテリーライフは圧倒的に長いところを実現することができております。


ドッキングステーションですけどもこの専用端子によって本体と接続するパワーメディアドックと言うものを今回ご用意いたしました。




はい、というところで今回の新しいソリューションを提供するためにパフォーマンスとモビリティーの両立を究極のところにいくときにどういったところが大変であったかとまとめたところになります。

まず、薄さとの戦いと言うところで写真、こちらがメイン基盤になるんですけれども、この上にスタンダードボルテージのプロセッサ、メモリーが搭載されております。実はこのメモリーが専用のメモリーになっておりましてより小型で薄いものになっております。

メイン基盤の後ろ側は何も電気部品がない、片面実装になります。これだけ薄い筐体を実現するための一つのポイントになります。

こちらを実現するためには、実はXシリーズで培った技術を最大限に活かしております。

基盤の後ろ側は全く部品がない、バッテリー以外のフットプリントのスペース、全く無駄に使わずに。すべてのスペースを有効活用しております。

 

メモリーはオンボードにしてしまった方がもっと薄くできるんですけれどもZはどうしても8GBまでの選択を出来るようにしたかった。このサイズのメモリモジュールを両面に実装して2枚作ると8GBになるのです。4GBであればオンボードに出来るのですがどうしても我々はZの構成に8GBが欲しかったので専用モジュールを起こすことを決めました。

 

 

こちらはSSDになっておりましてこれも専用のモジュールになっています。ハイパフォーマンス+薄型化を実現するための重要なキーになっています。

 

 

薄い中にいれなきゃいけないということで、従来のものでは入りきらないとうことで、DCジャックのコネクタも今回新規で起こしております。あとイーサネットのコネクタとかVGAのコネクタというところも通常のものは入らないと言うことでXで開発したものと同じものを使用してこの筐体の中に埋め込んでいます。ふちの部分が入りきらないので筐体側でふちの部分を作ってやると言うことで解決しています。

 

ヘッドフォンコネクタもこの斜めの面に入れるために新規になっていると。これだけ薄くなるとコネクター自体がネックになってきますので。

 

 

薄いノートパソコンてポート減らしちゃうの結構多いんですけど、これってさっきも話したように自分の能力を拡大してくれるツールであるということで、例えば外出歩いていてポートが足りなくてメールがとれませんとか、プレゼンしようと思ったらVGAがなくて変換アダプタ探してつけなきゃ行けないと言うようなことはしたくなかった。そういうところはVAIOとしてずっとこだわっていたところで、そこは今回も譲らなかったところです。

VAIO Xで開発してコネクタをそのままではないですけれども、かなりの部分流用して使っていますので、ああいうところでやった設計財産と言うものをうまく引き継げる形で出来ています。

いきなりZ2で片面実装をスタンダードボルテージのパフォーマンスで実現するとしたら相当ハードルは高かっただろうと設計陣からも聞いていまして、まず、Xでやって、その経験を活かしてスタンダードボルテージでやったためにやれたといったところもあって、一つ一つの蓄積の重なりでこのように実現でキタと思っております。

ボトム側から見た場合も同様にもう全く隙間がないように敷き詰められています。

 

こちらがキーボード側からみたところでこの赤枠で囲ったところが専用のメモリモジュールです。


左側が前のZ1シリーズのもので右側が新しいZ2。店頭モデルの第2世代のSSDが入ったモデルになっています。起動させた状態から時間をカウントしているんですけれども右側13秒ぐらいで起動できます。前のZも当時の最先端のSSDを投入しておりまして、そんなに起動時間遅くないモノだったんですけれども30秒くらいかかってまして、遅かったんだなぁと。

もう一つ、熱との戦いも非常に大きなテーマとしてありました。ファンはこのようなモノになっておりまして本体の中に二つファンが入っていると。

 

 

ボトムから見たときにも穴が二つ空いているんですけれどもこちらが吸気口になっておりまして、こちらも今回のデザインコンセプトである六角形をあしらったデザインになっております。で、なぜ二つファンを入れたかと言うところなんですけれどもやはりスタンダードボルテージの非常にハイパフォーマンスのプロセッサが入っていますので、この薄い筐体でそれを十分に冷やすためには必要でした。

一番最初に設計の中で先行して検討しなきゃ行けなかったのが冷却系でした。一番最初の検討からどの薄さ目指してやっていくかというところからやっていてある程度確証が持てるようになったというところでこのZの仕様を決めていったと。

 

これだけハイパフォーマンスを冷やすと言うのは非常にハードルの高いところで、かなり初期のところから検討、場合によってはシミュレーションとかもやってこの薄さでいけるというところのあたりをつけて実際に商品化を進めてきたというところです

 

 

ドッキングステーション側にも外付けグラフィクスが入っておりまして、ドックの中にもファンが入っております。縦置きでも横置きでも使えるようになっておりまして冷却は問題ありません。

ドッキングステーション、今回は1mのケーブルで本体とつなぐんですけれども、机の上のスペースはお客様によって違うだろうということで本体の横に起きたい方もいらっしゃると思うし、外付けモニターの側に置きたいと言う方もいらっしゃるだろうと、また、これをHDMIで接続してBDを見たいと言う方はビデオラックの空いたスペースに置いて使う方もいらっしゃるかと思います。そういうことで今回は縦置きも横置きもできるようにしております。

縦置きも横置きも出来なくちゃ行けないというのは最初から前提で考えていたんですけれども、最初は実は横置きにしたときの高さ(厚さ)が揃ってなくて。

 

 

最初は分厚かった。やはりX505からやってたときのデザインをそろえたアクセサリをやっていたのでそこから考えると今、この機種で分厚いドライブがついてるのはないな、と突き詰めていったのが今の形です。

 

 

 

そこはやっぱり森澤の言う通りで、新しい提案するときに新しく見える外観をまとったものが作りたいと僕らも思っているので。そのかわり設計は大変だったんですけれども。本体と同じ厚みにそろえるのにこだわってます。

管理人注:VAIO NOTE X505のページ。アクセサリ(マウスなどは)薄さにこだわってますね。

パワーメディアドック側と本体(持ち歩き用)で2つのACアダプタを同根。ドック側は結構大きいかな。

 

ただ単にドライブだけを入れるよりも外付けグラフィクスを入れるということで設計としても非常にハードルが高いと思ってまして、発熱する熱源である外付けグラフィクスとそしてファンが入っていますので本体で培った技術をこちらにも応用して非常にコンパクトに仕上げることができました。

本体にファンが2つ入ってまして、ドックにファンが一つでZ1に比べるとトータルで二つ増えていて、熱源が離れたところでそれぞれ効果的に冷却できるようになりました。

2009年のZとZ1そして新しいZ2のファンを比べたところ何ですけれども見てわかる通りこの薄型化に向けて技術が進歩してしています。

サーマルユニットの厚さなんですけれども前回のZ1から比べると-4.5mm。放熱部の体積としては-27%と言うところで設計を行っています。薄くすると言うことで今回ファンを2つつけてるんですけれども2つファンを入れてしまうと「うなり音」というのが発生しやすくなるんですが、その音をいかに抑えるかと言うところでそれぞれのパネルの枚数が違います。片側が37枚で片側が41枚。それぞれの枚数を素数とすることで共鳴する回数を減らしています。もう一つはファンコントロールと言いましてそれぞれのファンを独立して制御することで二つにファンが増えたからうるさくなったと言うことはないようにしています。

 

 

えぇと、今回、セットの厚みって熱で決まったところがありまして、厚みに対してそれぞれどの程度のクリアランスを設けてやるか?というところで。単純にやったのではやっぱり薄くならないものでファンの直下からフレッシュエアーを吸ってやることでヒートシンクを効率的に冷やすことができる。あとはパームレストが熱くなってしまうと言うところがありましてパームレストの脇に切りかきを設けてそこから吸ってやるとか、あと、キーボードにも実はたくさん穴をあけていて、でも開けた穴すべてから空気を吸っているわけではなくってそのなかで必要な部分だけを活かしていて。開けてはあるんですけどシートとかで空気の流れを作って対応しています。

薄い筐体にすればするほど強度的には不利になってきます。今回の一つのテーマが薄いのにしっかりとした筐体というのがあります。かなり初期の段階からメカとデザインで検討を進めていたところです。

こちらが大きなパーツを分解したところなんですけれども天板とボトムがカーボンになります。カーボンは飛行機やF1にも使われるような材料としては非常に高い。でも重さあたりの強度は非常に強い。これを天板とボトムに採用しましてしっかり包むと。あとアルミがパームレストとヒンジの部分もアルミです。

Xのときもそうだったんですけれども初期の段階からデザインチームと一緒に作り込みをしました。企画の起きる前から長野のビジネスセンターに通って。意味のある形にしないとデザインと言うのは見た目だけではないので、設計の構造から来るデザインをしっかりやりたいという話しをして。しっかりした意識合わせをしてそこでこの箱組の形状ができたと。フロントもボトムも単品では曲がるんですけれどこれをこう二つ合わせるとがっちり剛性感が出ていると。

 

Xの剛性は結構良いところを達成したと思っていたんですけれどもあのまま拡大したところでは絶対に13インチに足りないと思っていたので斉藤君には"ボディーだけは絶対にガチガチに作れと、ガチガチボディーだ"と言ってあって、Zの具体的な商品設計に入る前からガチガチボディーだけは絶対にやれと話してあって事前にいろいろな検討やシミュレーションを繰り返してもらって、本当に今回は剛性は満足できるものが出来ました。ハジッコこんなふうに持っても無理がなく全然しならない。この薄いボディーでここまでのものが出来たと言うのはリクエストに応えてくれてありがたいところです。

 

持ったときに軽いなと感じてくれた一方、しっかり安心して持てる。そういう持ったときの質感というのは最初から検討していたところです。薄いのにガチガチを生み出すとき結果として出てきたのがヘキサシェルデザインということになります。

 

剛性については、内蔵バッテリも取り外し可能なんですけれども、8カ所のビスで止めています。シートバッテリのソリューションはこれまでのLバッテリと使い方が違っていて本体起動したまま取り外せるようにしています。内蔵バッテリを取り外すシチュエーションは非常に少ないであろうと、まに開けるであろうからコインで開けられるように溝をつけつつ、しっかりと構造体として8カ所締めることで筐体をサポートするようになっています。

落下試験については本体はもちろんですが、今回はドッキングステーションについても本体並みに行っております。数日間の長い出張ですとドックとACアダプタも持ち運ぶと言うことも考えられましてしっかりとした品質をサポートしたく本体並みの試験をしております。

ドックのスタンドにすっと差せるところも持ち運びを想定しています。(※これを差し込む感じは非常に気持ちよい)

Power Media Dockコネクタの拡大図このようになっておりまして、こちらを実現するにあたりインテルさんと初期の段階から念密な検討を進めて参りました。光方式で非常に重いデータをやりとりしています。MacBook ProのThunderBoltとは異なるものです。ポートの形など異なりますのでThunderBoltとは異なります。(※メーカーからのお話ではありませんが補足すると、コネクタの他にThunderBoltは銅線、LightPeakは光というのがもっとも大きな違い。バンド幅は10Gbps程度、PCI-E x4相当。ソフト的にはPCI-Eと同等に扱えるはずです。)

一昨年あたりですとシリンダーデザインが特徴としておりましたが、今回はヘキサシェルデザインと言う方向になっております。

 

今までシリンダーを採用していたのは505からずっと続いてきたバッテリーの円筒(セル)があってそこにインターフェースがあるというすごいシンプルな考えから生まれてきたんですけれども、今回リチウムポリマーを採用すると言うことで、シリンダー=バッテリーの形をしていると言うことではなくてポリマーセルの薄さとフラットさを強調したいと言うことになって今回この六角形の形が生まれています。Xでも採用していた電源ボタンで薄い線で緑色が光るさりげない形と後ろから見たときの六角形、ヒンジを開いたときに完全に開くと後ろがつながることによって薄い板にみせるというコンセプトです。

 

 

ヒンジの継ぎ目を極力なくすと言うのはデザイン的に非常にこだわったところです。開けたときにヒンジの継ぎ目が見えない。

 

 

 

そうですね。上から見てもヒンジがどこで曲がっているのかってのは見えにくい構造にしています。あと開いていくと液晶が本体を起こすような構造になっていますので、薄くてもキーボードがちょっとあがるようになっています。

 

 

今までCMなどで横を見せていたんですけれども後ろ姿がかっこいい、後ろ姿を見せると。

 

電源ボタンなどもこだわったところで、バックライトキーボードもこの薄い筐体でやるのは非常にハードル高かったところなんですけれども、実現しております。VAIOバタンなども触るとポワッと光るように趣向を凝らしております。

 

Q&A 気になるところを聞いてみた。


管理人:タッチパッド、もう少し広くなりませんか?

- そこは考えないではなかったのですがタッチパッドを広くしてしまうとバッテリが小さくなってしまいます。

タッチパッドのスペース確保のためにバッテリの中央部はへこませてある。

 

管理人:カーソルキー周りの処理、Z1は一段落とした処理ですがZ2はXなどと同様になっています。前の方が使いやすいと思うのですがなぜこうされたのですか

- これもバッテリー容量との兼ね合いです。見ていただければわかるのですがカーソルキーを落とすとパームレスト下の現在バッテリーのあるエリアに干渉してしまうためです。

 

管理人:Z1の(スピーカーでの)音響処理,サイズなりとはいえ同サイズのMacbook Airなんかと比べるといまいちなんですが改善されてますか?

スピーカーはここ

 

- Z2もスピーカーサイズなりの音ですが、ノイズキャンセルヘッドホンなどのソリューションを用意していてそちらに力をいれています。オーダメードで選択するとヘッドフォン回路にノイズキャンセル機能が入り、WalkManと同じヘッドフォンが同梱されます。

発売の遅れについて

- 問題が生じたところはありますが、それに対して我々が納得いく対処を行うために時間とらしていただきました。遅れたことによって何か商品に瑕疵があるようなところにはなっていませんのでそこは安心してください。



ソニーストア

ということで、今回は気に入らない気になったところについて、づけづけと聞いてみたのですが、かなり明確に答えていただいてありがとうございました。あとは実機が届いてから確認させていただきます。> 開発の皆様


14523-1539-235853

comment



No title

MacBook Airを超える日はいつになりますか?

No title

赤ポチがないと無理ですね

Re: No title

赤ぽっちがある"だけ"でも無理ですけどねぇ……。最近は。

> 赤ポチがないと無理ですね
Secret

[PR] ヤフーオークション




trackback



本文中に言及リンクの無いトラックバックを受け付けない設定です。

プロフィール
スポンサー
最近の更新
リンク
問い合わせ
管理人への問い合わせはこちらから
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。